リノベーションやリフォームですが、現状から変化をするほど費用が高くなっていきます。コストを抑えて理想のお部屋にする為に、どのような工夫をすればよいか予算内に抑えるコツを具体的にご紹介します。
リフォームを予算内に抑える① 設備のグレードを下げる
ユニットバスやシステムキッチン等は非常に高価なもので、リフォーム工事における見積金額の中でも高額になるポイントです。設備のグレードやサイズで金額が大きく変わる為、予算内に納まらない場合はグレードを見直す事で予算内に納まるかもしれません。
ユニットバスのグレード変更やサイズ変更
ユニットバスのグレードやサイズ変更を変更することで金額が大きく変わります。
ユニットバスのサイズは1216や1616等、聞きなれないサイズで分かれていますが、これは奥行き1200mm、幅1600mmの浴室内サイズのことを表します。
10cm単位で奥行きや幅が変わり小さくなる程安くなる為、予算に合わせたサイズを選ぶことも一つの方法です。
システムキッチンのグレード変更
システムキッチンは様々な使用を選ぶ事が出来ます。
扉のカラーやワークトップの種類でも金額が変わりますし、コンロをガラストップにしたり換気扇を薄型や連動型にしても金額が大きく変わります。
システムキッチンも各メーカーで様々な物が出ており、金額も様々です。
予算内で収まらなかった場合は、様々なメーカーで見積りをして検討することも必要です。
リフォームを予算内に抑える② リフォーム工事の簡素化
リフォーム工事において壁の作成や撤去等は、作ったり壊したりする作業だけではなくそれに伴った様々な作業が発生します。
あまり必要のない工事はやめてしまう事も予算内に抑えるコツとなります。
壁の撤去
リビングに隣接する洋室の壁を撤去してリビングを広くしたい等のご依頼も多くあります。
壁の撤去には、壁を撤去する作業、壊して出たごみの処分、解体した壁跡の下地補修、解体した壁があった床の補修や貼り直し、スイッチコンセントがあれば移設等、様々な作業が必要となり、工事価格が高くなってきます。
壁の作成
間仕切壁の作成も作るだけではなく壁紙を貼ったり、ドアを設置する等の費用が掛かります。
家具移動
在宅のリフォームで家具がそのままの状態の場合は、家具の移動費や養生費も掛かりますが、工事の期間も通常の2倍位掛かります。その分コストが増えてしまいます。
水回りの移設
キッチンやユニットバス、トイレを今の位置から移設する場合は、それに伴って配管や電気配線等も移設が必要となります。
また移設の為に、壁や床の解体復旧等の作業も必要となります。
リフォームやリノベーションの必要性に順位をつける
リフォームする必要のない部屋や後回しに出来る設備の交換等、順位付けをする事も必要ですが、コストを下げすぎて、ご希望のリフォーム工事とならなければ本末転倒となります。
その際は、リプロにご相談くだされば、一緒に考えてアイデアなどをアドバイスさせていただきます。